蓄電池は後付けしても大丈夫?注意点と選び方を紹介 公開日:2023年05月06日 土曜日 最終更新日: 2024年06月19日 水曜日 最近では、すでに自宅に太陽光発電を導入しているけど、設置した当初は蓄電池の値段が高く導入をまったく検討していなかったものの、近年の電気代の高騰や卒FITが間近となり、どうにかして自宅の電気代をなるべく安くしたいという方や、災害・停電対策もしたい、ということで蓄電池導入を検討されているお客様からのお問い合わせが増えています。太陽光発電と組み合わせることで電気代をさらにお得にできる蓄電池ですが、あとから蓄電池を設置することはできるのでしょうか?今回は、太陽光発電システムのメーカーと一緒じゃなくても取付できる?どういうことに気を付ければいい?など、後付けで設置する際の注意点やおすすめのタイミングをお話ししたいと思います。 目次蓄電池を後から設置する際の注意点太陽光発電と同じメーカーじゃなくても大丈夫!設置スペースの確保など蓄電システムの種類単機能(フレキシブル)型ハイブリッド型蓄電池を設置するタイミング様々な観点から蓄電池を選択することが大切 蓄電池を後から設置する際の注意点 太陽光発電と同じメーカーじゃなくても大丈夫! まず初めに太陽光発電システムのメーカーと蓄電池のメーカーが一緒じゃないとダメなのでは?と気にされる方が多いのではないでしょうか?蓄電池の設置は基本的に一部をのぞいて、どのメーカーの組み合わせでも設置できるようになっています。そうしないと蓄電池を製造していて、太陽光発電を販売していないメーカーは接続できなくなってしまいますよね。もちろんメーカーを揃えたほうが安心できるといわれる方も多いのですが、選択肢を狭めることにもなりかねませんから、あくまでお客様の生活スタイルにあった蓄電池を選択するほうがよいでしょう。ごく一部、例外として併用することのできない組み合わせもありますが、各メーカーが推奨する相性のいい組み合わせを弊社からご提案しますので、ご安心ください。メーカーよりも太陽光発電用のパワーコンディショナーの設置場所や、蓄電池本体の設置スペースなどによっては、希望とする家庭用蓄電池の設置が難しかったり、希望の場所に設置することが厳しい場合があるので注意が必要です。 設置スペースの確保など 家庭用蓄電池は電気を貯めておく蓄電ユニットと発電した電気を家庭で使えるように変換するパワーコンディショナー(以降パワコン)という2つの機器によって構成されていますので、ご自宅に蓄電池を設置する際には、それぞれの設置場所が必要となります。蓄電ユニットは重量があるものが多く、屋内用は60kg〜170kg、屋外用は120kg〜250kg程となっております。置き場所だけではなく、設置場所に行くまでの曲がり角や段差・エアコンの外機などが障害となります。事前に業者に現場確認をしてもらい、搬入・設置することができるのか確認してもらうことが重要です。パワコンの種類によっては屋内外に設置可能なものもありますが、屋内専用パワコンの場合だと、どうしても室内でスペースを取りますので設置場所に注意する必要があります。屋外の壁なら空いてるし大丈夫と思っている方、パワコンは北面設置が推奨されています。太陽光発電システムがすでについているのであればそのパワコンと同じ方面の壁に取り付ければ問題ありませんが、設置できるだけのスペースが空いているかどうか確認が必要です。 蓄電システムの種類 さて、次に蓄電池を設置する際気をつけなければいけないのは蓄電システムの、特にパワコンの種類についてです。太陽光発電を導入した際には必ず太陽光発電用のパワコンを一緒に設置します。パワコンとは、電気を変換する機械のことで同じく蓄電池を設置する場合にもパワコンが必要となります。すでに設置されている太陽光発電用のパワコンと併用して蓄電システム用のパワコンを設置する場合は単機能型、1つに置き換えるならハイブリッド型というように、状況によって選ぶ種類が変わってきます。それぞれの特徴などを見ていきましょう。 単機能(フレキシブル)型 単機能(フレキシブル)型蓄電池は、太陽光パネルと蓄電池のそれぞれのパワコンが独立しているタイプです。ハイブリッド型と比べると、価格が安いので費用を抑えることができます。デメリットとしては電力の変換にかかる工程が多くなるため電力ロスが大きくなりやすいという点が挙げられますが、設置の際には蓄電ユニットと蓄電池のパワコンを追加するという形なので、いま使っている太陽光発電のパワコンが保証期間内だという方や、設置したばかりで新たに買い替える必要がないという方は、既存の太陽光発電用のパワコンを残したまま蓄電池を導入できるこのタイプがおすすめです。 ハイブリッド型 ハイブリッド型蓄電池は、パワコン1台で太陽光パネル用と蓄電池用、2台分のパワコンを兼ねているので、価格としてはハイブリッド型の方が高くなってしまうことが多いです。 ※パワコンなどが壁にたくさん設置されている様子。 しかしハイブリッド型はパワコンがひとつにまとまっていることから、省スペースも図れますので壁が機械でいっぱいになってしまうことも防げます。また、単機能型と比べて電力変換の工程が減るのでロスが少なく、変換効率が高いのが特長です。注意点としては、設置する際に太陽光発電が設備保証期間内の場合にハイブリッド型に置き換えてしまうと保証が切れてしまう場合があるということです。太陽光発電用と同じメーカーのハイブリッド型に置き換える場合は保証が継続することがありますので、後付設置される場合は、メーカーや残りの保証期間によって置き換えるタイミングや内容を検討する必要があります。保証に関してわからなければ太陽光発電システムを施工した業者に確認するとよいでしょう。また、単機能型はそれぞれのパワコンが独立しているため、片方のパワコンが故障した場合、片方だけ交換すれば良いのですが、ハイブリッド型の場合には高額なパワコンを丸ごと交換することになるので、修理費がかさむという点にも注意が必要です。 蓄電池を設置するタイミング 最近では自宅に太陽光発電を設置してしばらく経ったお客様が、太陽光発電のパワコンの保証期間が終了するタイミングに合わせて蓄電池を購入するケースが増えています。そもそもパワコンとはいずれは交換が必要になる消耗品です。冷蔵庫やエアコンといった一般的な家電と同じように約10〜15年がパワコンの寿命といわれていますから、どちらにしろ買い替えるなら、と同時に蓄電池を導入されるお客様が増えているのです。パワコンの保証期間は一般的に10年前後のメーカーが多く、新たに購入することで保証も新たに始まりますので、導入のタイミングとしては非常にお得です。また、補助金が利用できるかどうかも大事な判断材料です。蓄電池を導入する際、国や自治体から補助金を受け取れる場合があります。しかし補助金の多くは早いもの勝ちであったり、審査が必要であったりするので、いま受け取れる補助金が残っているタイミングで蓄電池を導入すれば、高額な費用も大きく削減できるでしょう。 様々な観点から蓄電池を選択することが大切 蓄電池は安い買い物ではありませんから、以下の点に気をつけて失敗しないよう我が家に合うものはどれなのか慎重に選ぶ必要があります。・太陽光発電システムのメーカー・導入する目的・導入予算・設置スペース・蓄電システムの容量・保証内容蓄電池を後付けで導入するにあたって、卒FITなので電気を極力自家消費したい、電気代を安くしたい、災害対策したいなどの思惑があるかと思います。価格や見た目のみで導入すると後で後悔することがあるかもしてません。商品・施工会社は慎重に検討することが大切です。弊社ではご提案から現場無料見積もり、補助金の申請代行業務、施工後のアフターサポートまでお客様のご希望に添えるよう丁寧に対応いたしますので、弊社にお気軽にご相談ください。 次の記事 蓄電池の選び方!特定負荷型と全負荷型の違い 前の記事 太陽光発電ってそもそもなに?仕組みを簡単に解説! 関連記事 2026.07.18燃えないモバイルバッテリー?CIOの半固体系バッテリー【SMARTCOBY SLIM Ⅱ Wireless 2.0 SS5K】を使ってみた! 2026.06.26【先行予約受付スタート!】テスラ パワーウォール 3徹底解説!前モデル「2」との違いと進化 2026.01.24【市原/千葉/市川/船橋/浦安】ついに「膨らんだバッテリー」がゴミ捨て場で捨てられる! 長年の「捨て場所難民」から解放された話【実際に捨ててみた】 2025.10.11【2025年最新】ペロブスカイト太陽電池最新情報と展望