施工事例②:家庭用蓄電池「FORTELION」 公開日:2023年03月11日 土曜日 最終更新日: 2024年06月19日 水曜日 近年の急激な電気代の高騰により、さらに注目を集めている蓄電池。停電や災害などに備えることはもちろんですが、日中に太陽光パネルで発電した電気を貯めて夜間に使用することで電気代を削減できるとして問い合わせが非常に増えています。 All-in-One蓄電池システム|村田製作所 今回紹介するAll-in-One蓄電池システムは、蓄電池付きパワーコンディショナ。ご家庭の太陽光発電システムに組み込むことで太陽電池パネルで発電した電力を蓄電池に充電し、夜間に活用する、非常時のバックアップとして活用するなど様々な用途での活用ができるようになります。 本体の仕様はこちら 型式 MPR01S5535MR 外形寸法 W697.5mm×H792mm×D325.5mm 蓄電池定格容量 3.5kWh 蓄電池定格充放電電力 2.0kW 動作家訓温度 詳細はこちら 製品重量 88kg(梱包重量:98kg) 製造国 日本 詳細な本体情報はメーカーホームページよりご確認下さい。設置場所はこちらです。今回はレール付きコンクリートブロックに設置です。 設置場所である家の裏側に行くのに通路がギリギリだったので、隣家の方に許可をいただき、フェンスを外して搬入させていただいております。 ひとまず据え置き完了です。家電配送経験者である筆者は搬入作業を手伝っていますので、搬入時の写真は撮れませんでしたが、運搬用ベルトで運ぶので楽勝です。コンパクトなタイプなので置き場所にちょうど収まりましたね。 準備していた太陽光からの配線と通信線などを接続し、接続完了後電圧を測定して、しっかり電圧が来ていることを確認します。水や虫などが侵入しないように配線導入部にはしっかり耐火パテで隙間のないように埋めておきます。本製品はパワーコンディショナが内蔵されているハイブリッドタイプとなっていますので、外壁にパワーコンディショナを取り付ける穴を開けたり、室内にパワーコンディショナを取り付ける場所を取らずにすむので、スペースや穴あけがネックになっているという方にはオススメです。 カバーを閉じてしまう前に室内、室外の接続を各所点検、確認と測定していきます。 次に、モニターで蓄電池の試運転を行っていきます。充電、放電の確認、停電時の自立運転での動作確認を行っていきます。 最後にスマートフォンで残量などを確認できるように設定を行っていきます。 スマートフォンで確認できたら作業は完了となりますので蓄電池本体のサイドカバーを閉めていきます。もちろん最後に周辺の掃除も忘れません。 電気代が高騰してからより一層、太陽光発電システム、蓄電池、V2HやEV充電設備の問い合わせが増えています。 今回紹介した村田製作所の蓄電池はもちろん、テスラのPowerwallやウォールコネクター、業界最長の製品・出力保証を持つマキシオンの太陽光発電システム、ハンファQセルズ、パナソニック、京セラ、カナディアンソーラー、ニチコンなど国内メーカーから国外メーカーまで幅広くお取り扱いしております。 興味はあるけどどれを選んだら良いかわからなくても大丈夫です。経験豊富なスタッフがお客様の家にあった機種の選定をお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい! 次の記事 おひさまエコキュートのメーカーによる違い 前の記事 LANケーブルはCat5eで十分?Cat6Aの必要性とは? 関連記事 2024.06.21ハンファジャパンの新製品!Q.TRONシリーズの特徴と利点 2023.12.22蓄電池はどこにでも設置できる?設置に向いてる場所・向いてない場所とは? 2023.07.22【解説】業界最長保証!マキシオン製太陽光パネルの魅力とは? 2023.05.09蓄電池の選び方!特定負荷型と全負荷型の違い