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2022.06.11

アンテナの種類と選び方

地上デジタル放送を受信するためのアンテナには種類があります。住宅の形状や、お住まいの地域の電波状況などにより、その家に適したアンテナは変わってきます。
種類ごとにどのような違いがあるのか、どれを選んだらいいのか、アンテナの種類と選び方についてご説明します。

地デジアンテナには大きく3種類あります。それぞれ設置できる場所や、メリット・デメリットが異なります。

最もスタンダードなタイプで規格が豊富なため、お住まいの地域の電波状況によって、最適なタイプを選ぶことができます。受信性能が高くブースターなどを設置しなくてもテレビ視聴が安定しやすい上に、屋根や外壁、屋内など設置場所の選択肢も多いのが魅力です。
比較的安価で修理や交換時のコストが抑えられることも大きな利点です。

デメリットは、その見た目ゆえ新築住宅などのおしゃれな外観と合わず、デザインの妨げになることがあります。
また屋外設置の場合には、紫外線や雨風による経年劣化や、強風による飛来物や積雪によって、アンテナが倒壊したり、向きが変わったりする可能性があります。
それらのリスクを回避するために、小屋裏など屋内に設置するケースも増えています。

デザインアンテナのメリットは何といってもそのスタイリッシュなデザインです。シンプルかつスマートなデザインで、カラー展開も豊富なため屋外に取り付けても外観の妨げになりません。
特に壁面取付の場合は風の抵抗を受けづらく、鳥害や天候から受ける影響が少ないのもポイントです。
また、そのコンパクトさを活かして屋内に設置する場合もあります。

しかしデザイン性が高い一方で、本体の受信性能が低いというデメリットがあります。
屋内に取り付けると、より電波を受信しづらくなり、お住まいの地域の電波状況によっては屋内設置が難しい場合があります。
また八木式アンテナよりも高価な物が多く、修理・交換時のコストも大きくなります。

ポールのような円柱型で、360°どこから見てもスタイリッシュなデザインです。2018年にはグッドデザイン賞を受賞しており、シンプルなデザインのため住宅の外観を損ねません。
空気抵抗を受けにくいため、遮蔽物の少ない高所への立ち上げ設置が可能で、電波の受信が安定しやすいです。
また太陽光をほとんど遮らず、パネルに影を落としにくいので、発電に影響を出しにくいです。
垂直に設置できるので、隣家との境界線を超える心配がなく、住宅密集地などで度々起こる越境問題を防ぐことができます。

デメリットとしては、高所に設置することによって電波を受信しやすくなりますが、本体自体の性能としては八木式アンテナよりも受信性能が高くありません。また、従来のアンテナに比べ設置費用が高くなることが多いです。
純和風の住宅など、デザインによっては馴染みにくいと感じる場合もあります。

さて、ここまで各アンテナのメリットとデメリットについてご紹介してきました。
アンテナには受信性能に違いがあるので、住んでいる地域の電波の強さ(電界強度)状況によって、ふさわしいアンテナとその種類が変わってきます。電界強度はdB(デシベル)で表示します。

次にアンテナの選び方について、目安となる部分についてお話ししていきたいと思います。
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)のホームページでは、地デジの放送エリアの目安(中電界以上)を地図上で確認することができます。
ではこのエリアに入っていれば大丈夫なのかといわれるとそうでもありません。
電波塔までの距離が近くても、周囲を高い建物に囲まれている場合は電波状況は大きく変わります。

では自宅の電波の強さ・弱さを知るためにはどうしたらいいのでしょうか?
電波の強さを測定することができる機械を使って設置したい場所にアンテナを取り付けて受信することができるのか判断する必要があります。

強電界とは電波塔との距離が近く、周囲に電波を遮るような高い建物や地形が少ない地域のことです。電波の受信がしやすいため、アンテナ設置の際の選択肢が多くなります。小屋裏にアンテナを隠すもよし、デザイン性を求めてアンテナを選ぶのもよいでしょう。

地上デジタルが受信可能となっている地域のことを指します。設置する位置にもよりますがデザインアンテナなどの一般的なアンテナで受信できる地域となっています。

逆に電波塔から距離が離れていたり、周囲を高い建物に囲まれているため電波が遮られてしまうなどの、受信がしづらい地域のことを弱電界といいます。
弱電界にお住まいの方は、本体の受信性能が高い弱電界用の八木式アンテナがおすすめです。アンテナが受け取った信号を増幅させるブースターを設置することによって受信状態が改善されます。

山によって電波が遮られてしまう山間部や、電波塔が離れた位置にある場所などを指します。
また、電波塔からあまり離れていない地域でも、周囲を高い建物に囲まれているなどの理由から、局所的に難視聴地域に当てはまってしまう場合もあります。
もしご自宅が難視聴地域に当てはまり、アンテナから受信する電波でのテレビの視聴が難しい場合はケーブルテレビかひかりTVなどでの視聴が望ましいとされています。

地デジアンテナはそれぞれコンセプトが違うため、その性能は一長一短です。
ご自宅から電波塔までの距離がどのくらいなのか、周囲に電波を遮る建物がないか、新たに建築される予定が無いかなどお住まいの地域の電波状況などをしっかり確認する必要があります。建物の外観を損ねないデザインアンテナをお望みでも、受信できなければ本末転倒です。お客様のご希望を最大限叶えつつ、どうすれば最適なのか、弊社が責任を持ってご提案いたします。
シスコムネットでは現地での電波調査を無料で行っています。ぜひお気軽にご連絡ください。

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