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太陽光発電リース『あっと!電化パック』とは? 0円で導入できるって本当?

公開日: 最終更新日: 2023年07月11日 火曜日

東京都では2025年4月から太陽光パネル設置の義務化が控えています。
また、近頃は電気代の高騰も一向に収まる気配がなく、東京電力は今年6月にもさらなる値上げを予定しています。
電気代がこれまでの2倍、3倍の料金になるご家庭も予想され、それにともなってますます太陽光発電への注目度が高まっています。

太陽光発電といえば、これまでは初期費用の高さから導入に踏み切れないという方も少なくなかったと思いますが、最近ではリース契約によって初期費用0円で導入できる通称『0円太陽光』が主流になってきています。
そこで今回は弊社がオススメするリース制度『あっと!電化パック』のメリットやデメリットについてお話していきます。

あっと!電化パックとは

あっと!電化パックは、株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス(中国電力のグループ会社)が提供しているリース制度のことです。
エコキュートやIHクッキングヒーターなどの電化機器のリースも行っていますが、その中でも『あっと!電化パック太陽光シリーズ』は、新築・既築住宅に向けて、太陽光発電だけでなく蓄電池、V2Hなどのリースを行っています。

リース料金

太陽光パネルのメーカーなどにより金額に多少の差異はありますが、基本のリース料金は以下のようになっています。支払額の変動はなく、10年間一定の額を支払う仕組みです。

電化パック

導入後のイメージ

導入後のイメージは以下の通りで、例えば

・室内でペットを飼っている

・小さいお子様やご高齢者がいる

・在宅勤務のため、自宅で過ごす時間が長い

・電気自動車をすでに持っている方、将来ご検討の方

などのご家庭には特にオススメです。

電化パック

あっと!電化パックのメリット

太陽光発電のリースと言われても「ピンとこない」「よくわからない」という方が多いかも知れません。
そこで、なぜ当社があっと!電化パックをおすすめするのか、そのメリットについてご説明します。

初期費用がかからない

本来太陽光発電の設置工事費はパネルの容量にもよりますが、おおよそ100万円前後かかるとされています。対してリース契約の場合は頭金不要、工事費も標準取付工事を無料で行うため、初期費用がかかりません

売電はお客様の利益

太陽光発電設置後、発電した電気はすべて契約者のものなので、自家消費するのか、FIT制度を利用して売電するのかの選択肢はお客様の自由です。当然、売電によって得た利益もお客様の収入となります。
また、リース料金の支払いは売電開始(系統連系)後から始まるので、早めに太陽光の工事を終わらせたからといって、支払いがすぐに始まってしまうわけではないので安心です。

月々定額のリース料金のみ(住宅ローンの枠に影響しない)

支払いは月々定額のリース料金のみで、住宅ローンなどには加算されないことからローン審査に影響しません。

「充実した保証」&「リース期間中は365日安心サポートで何度でも修理無料」

太陽光発電の設置で不安な点といえば、天候や災害などによって太陽光発電が故障してしまうことだと思います。常に野外にさらされていますので、リース期間中の10年間、故障してしまうこともあるかも知れません。

あっと!電化パックでは、落雷や火災、台風による土砂災害や浸水、落下物による破損や、雪害などお客様の責任ではない理由により機器が故障した場合、リース期間中は何度でも無料で保証します

万が一太陽光発電の調子が悪くなったり、モニターが見えなくなったりなどの問題が起きた場合でも、あっと!電化パックは365日対応の安心サポートで、受付時間9:00~21:00の間、電話・メールでの問い合わせが可能です。

リース満了後は太陽光発電システム一式が無償譲渡される

リース期間を終えた11年目からは、太陽光発電システムはすべて契約者に無償譲渡されます。
取り外して返却する必要も、新たなものに取り替える必要もないので、10年目までと変わらず太陽光発電のある生活を送ることができます。

高い電気を買わなくていい

今や一番大きなメリットは高騰し続ける電気代を削減できることでしょう。パネルの搭載量や天候によっては発電量が足りず、買電することもあるかもしれませんが、基本的には家の屋根で発電した電気を家で消費する自家消費を成立させることで、安定した生活を送ることができます。

あっと!電化パックのデメリット

『あっと!電化パック』にはメリットだけでなくデメリットや注意点がありますので解説します。

初期費用が“完全無料”なのは新築住宅だけ

0円太陽光と呼ばれる太陽光リースあっと!電化パックですが、初期費用が完全に無料で導入できるのは新築住宅のみです。
というのも太陽光発電の設置には当然作業員が屋根に上がって設置を行う必要がありますが、そのためには足場の設置が必要です。

新築の場合はもともと屋根の工事などで足場が用意されているので、そのついでに太陽光発電の設置工事を行うため足場代がかかりませんが、既築の方が改めて太陽光発電を設置する場合には、足場から用意する必要があるため、どうしてもその費用がかかってきてしまいます。

これはあっと!電化パックに限らずリフォームを行う際には当然かかってくる費用ですが、あっと!電化パックも足場代までをカバーするわけではないことは覚えておいてください。
(住宅の大きさにもよりますが、足場代の相場は15~20万円ほどです。)

リース契約の期間が長期に渡る

税法上リース契約は途中解約が難しく、あっと!電化パックもやむを得ない場合を除き基本的には途中解約することができません。
また、太陽光発電はその性質上、天候などにより発電量が左右される上、売電価格も年度によって変動することがあります。それらの影響で当初の予定通り収益が得られなかった場合でも、リース期間中は毎月支払いを続ける必要があります。

月々のリース料がかかる

季節や天候などによって発電量が変動する太陽光発電ですが、リース料金は発電量にかかわらず10年間一定金額を払い続ける必要があります。支払金額が変動しないことはメリットでもありますが、同時にデメリットと感じるかも知れません。

売電価格が年々下がっている

かつては1kWあたりの売電単価が40円を超えていた時代もありましたが、2023年度では16円と下がっています。FIT期間が終了した11年目からはさらに売電価格は下がります。
これは、昔と比べ今は太陽光発電の導入費用が安くなってきたことも関係しているので、これから売電単価が上昇傾向になることは考えにくく、売電によって利益を得ることは難しくなっています。

いまは電気代が高騰し続けているので、売電して収入を得ることより、蓄電池を導入し自家消費をして、できるだけ電気を買わないようにするなど、運用の方向性をシフトすることでよりお得に活用できるでしょう。

メーカーや機種は特定のものとなる

現在あっと!電化パックの対象となっているメーカーは限られています。カナディアンソーラーなど大手のメーカーから選べるものの、こだわりがある方にとっては選択肢が狭く感じられるかも知れません。

まとめ

以上があっと!電化パックの解説になります。
住宅設備の中でも高額な太陽光発電ですが、こういったリース制度などを利用することで、どなたでも導入しやすい時代がやってきました。
また、これに合わせて国や自治体が用意している補助金制度を活用すれば、よりお得に太陽光発電システムを導入することも可能です。
弊社では太陽光発電の説明からご提案、設置工事、補助金申請業務まで請け負っておりますのでお気軽にご相談ください。

これからさらなる電気代の高騰が予想されますので、電気代削減対策、そして省エネルギー、脱炭素へ向けた行動の第一歩として、太陽光発電の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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