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アンテナを小屋裏に設置するメリットとは?

公開日: 最終更新日: 2024年06月19日 水曜日

テレビアンテナといえば、屋根上に設置されているイメージがほとんどかと思いますが、近年では外観や風の影響などを考慮して、小屋裏(屋根裏)に設置するケースが増えています。
アンテナを小屋裏に設置すると屋根上や壁面に取り付ける場合と比べてどのようなメリットがあるのか、またデメリットはあるのか、ご紹介したいと思います。

小屋裏にアンテナを設置するために

メリット・デメリットの前に、まず小屋裏にアンテナを設置するために以下の条件をクリアする必要があります

小屋裏設置の条件

・小屋裏に入ることができる点検口がある

・小屋裏に設置できるスペースがある

・小屋裏で地上デジタルが受信できる

当然ですが、小屋裏に入るための点検口がなければ設置することはできません。
点検口や実際に設置する小屋裏は、アンテナ以上の大きさがあり、十分な広さであることを確認してください。

屋根にガルバリウム鋼板などの金属素材が使われていたり、鉄骨の住宅の場合は、小屋裏まで電波が届きにくかったり、電波が乱反射しやすいという特性があるので、設置が難しい場合が多いです。

また、小屋裏に設置できるアンテナは地上デジタルアンテナのみであり、BSデジタル・CSデジタルアンテナは小屋裏に設置することができません。
というのも、BSやCSの放送は地上デジタル放送と電波の種類が異なり、障害物を通り抜けることができないからです。

小屋裏設置のメリット

アンテナ屋根裏

劣化に強い

屋根上やベランダなど屋外にアンテナを設置する場合は、天候や紫外線にさらされることにより、汚れたり部品が劣化しやすくなりますが、小屋裏に設置すれば天候や紫外線の影響を受けません。
アンテナ本体や配線、ブースター等の外に出ている部分の劣化を防ぐことができるため、推奨されている耐用期間の10年よりも遥かに長持ちさせることができるのでとても経済的です。

台風や雪などの被害を受けない

屋外設置の場合では、台風などでアンテナ自体が飛ばされたり倒れたりする恐れや、強風による飛来物や積雪によってアンテナが倒壊したり、向きが変わったりする可能性がありますが、小屋裏設置の場合はそのような心配がありません

家の外観を損ねない

アンテナを屋外に設置する場合だと、アンテナ本体のほかに配線を巡らせる必要がありますから、どうしてもごちゃごちゃとした印象になりがちです。
特に、一般的によく見る魚の骨のような形をした八木式アンテナなどは、無骨なデザインが外観と合わず嫌われがちです。
また壁面設置などの場合は外壁に穴を開けなければなりませんが、小屋裏設置では外壁に傷をつけません

外壁や屋根のメンテナンスがやりやすい

外壁や屋根のリフォームなどの際にも、アンテナが邪魔にならないので工事がスムーズに行いやすいです。

小屋裏設置のデメリット

太陽光パネルの設置が難しい

前述のとおりアンテナを小屋裏設置にする際、金属素材の屋根は電波が通りづらい特性があります。
太陽光パネルは電波を通さないため、アンテナを向ける方向にパネルが設置されていると電波の受信が難しい場合があるので、適切な場所探しが必要になります。弊社は無料で現地調査を行いますので、お気軽にご相談ください。

小屋裏へのアンテナ設置は、小屋裏のスペースや電波の状況などによって様々なケースが考えられますので、ご自身で判断されず弊社に一度ご相談ください。
お客様のご希望に添い、最良のご提案をさせていただきます!

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