【市原/千葉/市川/船橋/浦安】ついに「膨らんだバッテリー」がゴミ捨て場で捨てられる! 長年の「捨て場所難民」から解放された話【実際に捨ててみた】
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最終更新日: 2026年01月24日 土曜日

「このモバイルバッテリー、パンパンに膨らんでて怖い…」
「ネットで買った安物のハンディファン、捨てたいけどメーカーが分からない…」
こんな理由で、捨てられないリチウムイオンバッテリーの製品が溜まっていませんか?
燃えないゴミには混ぜられないし、家電量販店の回収ボックス(JBRC)に持って行っても、店員さんに「あ、膨らんでいるのは引き取れません」と断られてしまいます。
「じゃあどうすればいいの?」と調べると、「平日にクリーンセンターへ自分で持ち込んでください」という絶望的な答え…。
結局、そのまま使用を続けてしまったりした結果、最悪の場合火災の原因になってしまっているのではないでしょうか。2025年は、山手線や東海道新幹線で発火したりとリチウムイオンバッテリーの火災が多い年だったように感じます。
しかし! 2025年10月、市原市がついに動きました。
なんと、今まで厄介者だったこれらの電池が、「いつものゴミステーション」で捨てられるようになったんです! しかも、膨らんでいてもOK、JBRC非加盟(海外製)でもOKという神対応。
今回は、実際に新ルールでゴミ出しをしてみた体験レポートと、気になるそれ以外の自治体『千葉・市川・船橋・浦安』はどうなってるの?という比較情報をまとめました
1. なぜ今まで捨てにくかったの?
リチウムイオン電池などの小型充電式電池は、通常、不燃ごみなどと一緒にゴミステーションに捨てることができません。また、ヤマダデンキやケーズデンキなどの家電量販店に設置されている専用の回収ボックス(JBRC回収ボックス)には、大きな「穴」がありました。
家電量販店や携帯ショップで捨てられる条件:
- JBRC加盟メーカーの製品であること(ネットで買った海外製は大体NG)
- 破損や膨張がないこと(安全のためお店が預かれない)
つまり、「安物の海外製」や「劣化して膨らんだもの」は、お店では引き取ってもらえず、行き場を失っていたのです。これが私を悩ませていた「バッテリー捨て場所難民」の正体です。
2025年10月からの新ルール(市原市)
市原市は、こうした「行き場のない電池」が燃えるゴミに混入し、パッカー車(収集車)の火災原因になっていることを重く見て、ルールを大改正しました。
JBRCマークがなくてもOK!(どこのメーカーでも回収)
膨らんでいてもOK!(ここが一番重要!)
いつものゴミ捨て場に出してOK!
「行政が責任を持って回収するから、とにかく燃えるゴミには隠さないで!」という強いメッセージを感じます。
2. 【実践】実際にゴミ捨て場に出してみた
というわけで、我が家に眠っていた「膨張したスマホバッテリー」と「壊れたモバイルバッテリーとワイヤレスイヤホン」を、実際に捨ててみました。
手順①:絶縁処理
まずは安全対策です。電池の端子部分(金属部分)や、USBの差込口にビニールテープやセロハンテープを貼ります。今回はセロハンテープを貼っていますが、ビニールテープのほうがより安全なので推奨です。ビニールテープが見つかりませんでしたので今回はこれで…。
これをしないと、ショートして発火する恐れがありますので必ず行ってください。
手順②:透明な袋に入れる
ここがポイント! 市指定のゴミ袋ではなく、中身が見える「透明なビニール袋」に入れます。
「これはリチウムイオン電池ですよ!」と収集員さんに分かるようにするためです。今回は簡単に出せるかの確認でもあったので、スーパーの薄いビニール袋で出してみましたが問題なく回収していただきました。
手順③:ゴミステーションへGO!
出す日は月に1回の「燃やさないごみの日」です。
いつもの場所に持って行きますが、置き方にルールがあります。
「他のゴミ袋から、1メートル離して置くこと」。
実際に置いてみると、こんな感じです。
やってみると、拍子抜けするほど簡単でした。あんなに処分に困っていたのが嘘のようです。
3. 隣の市なら「膨らんだ電池」はどう捨てる?
市原市は「膨らんでいてもゴミステーションOK」になりましたが、通勤・通学圏内の周辺自治体はどうなのでしょうか?
実は、市によって対応がかなり違います。特に「膨らんだリチウムイオンバッテリーをステーションに出せるか?」という点に注目して比較しました。
① 浦安市:ここも神対応!「有害ごみ」
② 千葉市:持ち込みならOK
ステーション回収: 不可。絶対にゴミ捨て場に出してはいけません。
膨らんだ電池: これまでは回収場所がほとんどありませんでしたが、2024年12月から「各環境事業所や新浜リサイクルセンターで回収していただけるようになりました。
JBRCの回収協力店:JBRC会員企業製のみ回収ですが、膨張・破損している場合は回収しませんのでご注意ください。
小型充電式電池の電池単体のみ回収:自動車用電池、鉛蓄電池、定置用蓄電池、使い切りタイプ電池(リチウム一次電池、乾電池)は回収対象外です 。
ゴミ捨て場には出せませんが、「所定の場所まで持って行けば引き取ってくれる」ようには改善されました。
③ 市川市・船橋市:ここは要注意!「膨張」はNG!
ここが一番の落とし穴です。
市川市や船橋市は、「透明な袋」に入れればゴミステーションに出せます。しかし、「膨らんだ電池」は出してはいけません。
ルール: 正常な電池ならステーションOK。変形・膨張しているものは、「クリーンセンターへ直接持ち込み」などの対応が必要です。船橋市は、透明な袋または不燃ごみ袋に「充電式電池」と記載して出す必要があります。
注意: 「ゴミ捨て場に出せるから」と油断して膨らんだものを出すと、回収拒否されたり、事故の原因になったりするので注意しましょう。
自治体 | ステーション回収 | 膨らんだ電池は? | 海外製(非JBRC)は? |
市原市 | ◎ OK | ◎ 回収OK | ◎ 回収OK |
浦安市 | ◎ OK | ◎ 回収OK | ◎ 回収OK |
市川市 | ○ OK | × NG(持込のみ) | ◎ 回収OK |
船橋市 | ○ OK | × NG(持込のみ) | ◎ 回収OK |
千葉市 | × NG | ◯ 持込ならOK | △市施設に持込ならOK |
4. 最後に:ここだけは注意!
2026年1月現在での自治体対応状況となっています。行政も続々と対応しているところなので、処分される場合は、居住地域の市役所の最新情報を必ず確認して処分方法を確認してください。
最後に、市原市で捨てる際の「よくある疑問」と「注意点」をまとめました。
Q. 本当に「膨らんでいても」捨てられる?
A. 大丈夫です!
市原市のルールでは、膨張したバッテリーも回収対象に含まれています。今回、回収いただいたので問題ないです。ただし、破裂して中身が出ているような危険な状態の場合は、事前に市役所(環境部 資源循環推進課)TEL:0436-23-9053 に相談したほうが安全です。
Q. ネットで買った「海外製」でも大丈夫?
A. 大丈夫です!
JBRCマークがない製品や、メーカー不明の製品も、市が回収してくれます。JBRCの商品は、引き続き回収ボックスでも回収しています。ただし、自動車やオートバイなどのバッテリーの処分はできませんので販売店などにご相談ください。
Q. 注意点は?
これだけ便利になりましたが、以下のルールだけは守らないと回収してもらえません。
30cmを超えるものはダメ
災害用の巨大なポータブル電源やAC出力端子がついているものは、クリーンセンターへの持ち込みが必要です。
パソコンは捨てられない
資源利用促進法に基づき、メーカーによる回収、リサイクルが義務付けられていますので各メーカーに引き取り依頼をするか、メーカーが不明な場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会に相談してください。
絶縁はサボらない
テープを貼るのは面倒ですが、火事を防ぐための最低限のマナーです。
1メートル離す
燃やさないゴミと区別するために忘れずに距離を取りましょう。
また、袋の中には他の種類のゴミは入れないでください。
これでもう、「捨てられないバッテリー」を溜め込む生活とはおさらばです。
皆さんも次の「燃やさないごみの日」に、家中のバッテリーをスッキリさせてみてはいかがでしょうか?
※本記事の情報は2026年1月時点のものです。最新の収集日などは、市原市公式XやHPで確認してくださいね。



