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ハンファジャパンの新製品!Q.TRONシリーズの特徴と利点

公開日: 最終更新日: 2024年06月24日 月曜日

太陽光パネル市場は急速に進化し続けており、新しい技術と製品が次々と登場しています。その中でもマキシオンと並び、問い合わせが増えて注目されているのが、ハンファジャパンが開発した高効率の太陽光パネルQ.TRONシリーズです。今回は、Q.TRONシリーズの特徴と利点について詳しくご紹介します。

Q.TRONパネルの特徴

高効率N型セルの採用

ハンファジャパンのQ.TRONシリーズはN型セルを採用しています。N型セルは、従来のP型セルに比べて、電子の移動がスムーズであり、業界最高レベルの『22.3%』という高効率で発電が可能です。これにより、同じ面積でもより多くの電力を生成することができます。

優れた低照度性能

Q.cells

Q.TRONシリーズは、N型セルのテクノロジーにより低照度でも発電することができます。
朝と夕方の発電可能な時間が増えたことから、従来よりも1日に発電できる時間が長くなりました

また、時間帯だけでなく曇りや雨の日でも高い発電効率を保つことができます。
そのため年間を通じて安定した発電が期待できます。

高い温度係数

Q.cells

7、8月は暑く日射量も多いため、太陽光発電システムの発電量も多いと思われがちですが、一般的に太陽光パネルは25℃以上になると発電量が減少していきます。

ただ、Q.TRONシリーズは温度変化による効率低下の影響を受けにくく、暑い夏でも高い発電性能を発揮することができます。

異常気象下での耐久性

Q.cells

悪天候が太陽光発電システムに与える影響は多岐にわたりますが、その中でも特に脅威となるのが雹(ひょう)です。近年の異常気象により、関東地方でも突然雹が降り、車や建物に大きな被害をもたらすことが増えています。ニュースでも、雹による甚大な被害が取り上げられることが多くなりました。

一般的な太陽光パネルは直径25mmの雹に耐えられるようテストされていますが、Q.TRONシリーズのパネルは業界基準を遥かに上回る45mmの雹に耐える認証を取得しました

雹害による太陽光パネルの破損は、自然災害補償の有無によって対応できるメーカー、できないメーカーが存在しますが、壊れないことに越したことはありませんので、Q.TRONシリーズが高い発電性能に加えて高い耐久性を持っていることはメリットの一つでしょう。

長寿命と高信頼性

Q.cells

N型セルの特性により、Q.TRONシリーズは長寿命であり、長期間にわたり高い信頼性を提供します。

また、これまでのベーシックなQ.PEAK DUOシリーズの製品保証は12年でしたが、Q.TRONシリーズのパネルは25年間の製品保証と出力保証を提供しており、25年後でも初期出力の90.58%を保証します。これは従来のモデルに比べて保証値が向上しており、長期間にわたって安定した発電が期待できます。

設置容量の最大化

N型太陽光パネルであるQ.TRONシリーズは従来のQ.PEAK DUOシリーズと比較し年間最大10.1%多く発電します。

また、Q.TRONシリーズは通常サイズのパネルとハーフサイズパネルの2種類が用意されており、屋根形状に合わせてより多くの太陽光パネルを配置することが可能です。

Q.cells
シリーズ名 Q.TRON M-G2.4+ Q.TRON S-G2.4+
公称最大出力(+5W/-0W) 435W / 430W 285W
モジュール変換効率 22.3% / 22.0% 21.6%
外形寸法(縦×横×奥行) 1722 mm × 1134 mm × 30 mm 1722 mm × 766 mm × 30 mm
質量 21.2kg 14.9kg
フレーム材質 アルミニウム合金(アルマイト処理)、黒色
セル 6×18(単結晶Q.ANTUM NEOハーフセル) 4×18(単結晶Q.ANTUM NEOハーフセル)
端子ボックス防水特性 保護クラスIP67(バイパスダイオード内蔵)
保証 25年製品・出力保証
最大耐風圧荷重 / 最大耐積雪荷重 3600Pa / 5400Pa 4000Pa / 4000Pa
Q.cells

※設置条件:東京、真南、屋根傾斜30度、設置枚数10枚、
パワーコンディショナ変換効率96.5%

Q.cells

Q.TRONシリーズのメリット

コストパフォーマンスの向上

N型太陽光電池モジュールはP型太陽光電池モジュールと比較して初期費用はやや高めですが、高効率かつ長寿命、安心の長期保証のため長期的に見るとコストが抑えられます。
また、高い発電効率により、設置面積当たりの発電量が増えるため、同じ設置面積でより多くの太陽光パネルの設置をすることができますのでコストパフォーマンスに優れてるといえるでしょう。

メーカーの信頼性が高い

ハンファジャパンの太陽光もモジュールブランドであるQセルズは、世界トップクラスの太陽光パネルメーカーであり、2017年、2018年国内出荷最大シェアを達成したこともあるメーカーです。高い技術と品質管理体制を持っており、Q.TRONシリーズには業界最長レベルの出力保証がついていますので、長期間にわたって安心して導入いただける製品となっています。

Q.TRONパネルのデメリット

選択肢の少なさ

屋根形状により、三角形のコーナーパネルと呼ばれる太陽光パネルやハーフサイズなどと呼ばれる通常の半分程度の小さい太陽光パネルのサイズは、2024年6月現在Q.TRONシリーズのラインナップとしてありません。
屋根の形状などによっては少し設置しづらい場合がありそうです。
ただし、コーナーパネルなどの小さいサイズの太陽光パネルは容量単価だと高価なことも多いので、専門業者と相談して決めるのが良いでしょう。

価格の高さ

性能や品質が良いものの価格が高いというのは世間一般で往々にしてあると思います。
Q.TRONシリーズも導入価格だと、他社よりも高いことが多いでしょう。
ただし、太陽光発電システムは設置から20年~30年以上の長期にわたって使用するものです。
長期的なランニングコストを含めたトータルコストでは、高いものではなく条件次第でむしろ安くなる場合もあります。

弊社は長期的なランニングコストも含めた提案をさせていただいておりますので、興味がある方はお気軽に下記お問い合わせよりご連絡ください。

まとめ

Q.TRONは太陽光パネルの最先端技術を用い、発電性能・耐久性・保証制度の三拍子が揃った製品です。
配置の自由度も高いため、お問い合わせ件数も増えています。

最近では、他のメーカーもP型パネルからN型パネルへの移行を進めており、N型が今後の主流になると予測されています。N型セルの優れた特性と長寿命、そして高効率が市場のニーズに合致しているためです。

どのメーカーが向いていて、いずれのパネルが最適かは、お客様のお住まいの環境や予算に応じて異なります。
私たち専門家が最適な太陽光パネル選びをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

電話やメール1本からのお問い合わせもお待ちしております。

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