電気代10,000円分が無料に!?『タダ電』1ヶ月使った結果
公開日:
最終更新日: 2023年08月24日 木曜日

5月29日にSNSでサービス開始のニュースを見つけました。電気代が10,000円までタダになる『タダ電』というサービス。
高騰している電気代を安くする方法を考え、模索し提案している弊社としては到底見過ごすことのできないサービスである。
SNSでサービス開始を発表した当初から話題になっていたが、『詐欺じゃない?』『怪しすぎる』『お得すぎてヤバい』など否定的な意見が多めですが意見はさまざま。実際サービスを調べてみて、興味を持った弊社スタッフが1ヶ月使用してみました。結果として毎月5000円程度払っていた電気代が、ホントの本当に0円になりました!!
調べて分かったサービス概要と、使ってみて『タダ電』使用がすすめられるパターンが分かったのでまとめたいと思います。
※本ブログ内容はあくまでも参考として契約の検討をしてください。
※2023年9月1日より改定され6,500円まで無料となっております。
サービス概要

電気代の高騰をしてるなか、10,000円電気代が安くなる方法があるとしたらどう考えますか?
普通に考えたらありえないような内容ですから落とし穴があると思うのが普通でしょう。
詳しくない方でも分かるように解説したいと思います。
電気代10,000円分が無料に

『タダ電』が定める電力単価の計算で毎月10,000円分無料となるサービスです。いまの自宅の電気代がそのまま10,000円下がるワケではありません。また、契約アンペア数に応じた基本料金がないのも特徴です。
【最新情報】2023年9月1日より6,500円まで無料に改定されておりますので、ご検討中のかたはご注意ください。
また、Youtubeのように『タダ電』アプリを見る際に広告を表示して広告収入を得るとも記載があります。(7月末現在アプリ上に広告表示はありません)
電気の単価は高い

解約手数料は無料

0円や1円な契約などによくある、違約金・解約手数料が高い、3年契約の縛りがあり期間内の解約には、解約手数料がかかるなどの制限は一切ありません。1年毎に契約更新ではありますが同条件で継続されますが、やめようと思ったらいつでも、手数料無しでやめることができます。
生活をしている一般家庭が対象

ダメなところ
Androidアプリなし

筆者はメインスマホがAndroidなのですがIphoneしか現状アプリがありません。2台持ちでiPhoneも所持していますが、Androidユーザーは『タダ電』に申し込むことすらできません。パソコンなどからの申込みも現状できないのでここは是非とも早急に改善してほしいところです。
現在新規申し込みを制限中

お申込みは専用アプリをダウンロードして必要事項を記入し、申込可能です。
ただし、7月末現在、予想以上の申込みのため新規のお申込を一時的に制限している状況です。ご興味のある方は仮申込みフォームから申し込むことができますが、いつ使えるようになるのか全くわからないため、早急に改善してほしいですね。
サポートのレスポンス

支払いはクレジット決済のみ

支払い方法は、アプリに登録するクレジットカードからの決済のみとなっています。
VISA、Mastercard、American Express、Diners、JCBに対応していますのでクレジットカードをお持ちであれば使用できるでしょう。口座引き落とし、コンビニ払いなどには対応していません。もし、クレジットカードをお持ちでない場合は注意してください。
アプリの見た目と使用感

一人暮らしの契約が多いだろうという想定をしているとの運営側インタビューがあることから、アプリのUIも若者向けっぽくポップな感じとなっている印象を受けます。
日、週、月、年ごとの電気使用量のグラフの確認、お知らせ、申込み、問い合わせなど必要十分に備わっていると思います。電気の使用量がほとんどリアルタイムで分かるので電気を使用しすぎないように節電する意識が身につくでしょう。
電気代を削減できそうなパターン
※2023年7月現在の場合はというお話です。燃料調整費の高騰や電気料金の値上げ、改定があった場合はこの限りではありません。
一人暮らし

単純に使用する人数が少なければ使用する電力量も少ない傾向にあります。冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの稼働も少ないため電気代削減効果を得られる可能性が高いです。
ただし、在宅ワークをしていて1日家にいることが多い人は注意が必要です。
電気使用量が少ない家庭

太陽光発電システム、蓄電池を併用している

自家消費優先にして使用している場合、買電電力量がかなり削減されています。
太陽光発電システム・蓄電池の容量が絡んでくるので一概には言えませんが電気代の削減効果が見込める可能性が高いです。
1ヶ月使ってみた感想

元々使用していた電気会社が値上げを発表したので乗り換えの検討をしていたところにサービスが発表されました。
半信半疑でしたが解約違約金がないのでダメだったらすぐ変えればいいかという気持ちでしたが、『タダ電』というからには本当に0円になるのか試してみたい気持ちもあり申し込みをしてみました。
今年の夏はとても暑く、扇風機・エアコンを併用しながらアプリで使用電力量を確認して『もう少し使っても大丈夫そう』と考えながら家電を使用していたので節電意識が更に高まりました。最終的に7月は135kWhという結果となり154kWhを下回ったのでめでたく電気代が0円となりました。暖房や冷房などで電気を多く使いやすい夏と冬の時期だと厳しいこともあるとおもいますが、もうしばらく『タダ電』のサービスを享受したいと思います。ただ、規約の改定には注意しておく必要がありそうだと感じました。
まとめ

どんな人も必ず10,000円分安くなるわけではないため、万人にオススメできるわけではありません。家族が多い場合や、オール電化などで電気の使用量が多いという方は向いていないでしょう。
しかし事実として恩恵を受け、電気代を0円にすることができる人もいます。解約に伴う違約金がかからないのでダメだったときに電気会社を変えるのが手間だと感じない方や電気代0円チャレンジをしたい方なども1度使ってみても良いかもしれませんね。
電気は生活していく上で切っても切れない必要不可欠なものです。自宅の電気の使用状況を見直すきっかけにもなりますので、電気明細票は普段あまり確認していないという方も、これをきっかけに見てみると良いでしょう。明細見ても分からない、電気代を下げたいけどどこに相談したらいいかわからない、そんな方は下記お問い合わせよりご相談ください。
【最新情報】2023年9月1日より料金改定があり、毎月10,000円まで無料だったものが6,500円までとなっております。一般家庭ではメリットが出しづらくなっていますのでご注意ください。